恋愛の至福と残酷さ

2003年12月23日
ホームページに設定している関心空間の「ジョゼと虎と魚たち」に描いたので詳しくはそちらを。

何かで読んだが、特に恋愛初期は「暴力」を伴うという。
「踏み込む」と言うんでしょうか。それは距離間を伺いつつ、相手への距離を縮める時にそうならざるを得ないのでしょう。精神的にも肉体的にも。

「ジョゼと虎と魚たち」HomePageのコメントより
-虎は獲物を倒すと、温かくやわらかな内臓から食べはじめるそうです。恒夫のジョゼへの恋もまた、すこやかな虎の食欲に似て、獰猛ったらありません。
渡辺あや(本映画脚本家)

物事に両面は付き物ですが、ネガティブな面ばかり見つめてしまうとその事まるごとの受け入れを拒みたくなるものです。

ジョゼがサガンを読んでるシーンより
「いつかあなたはあの男を愛さなくなるだろう。そして、いつか僕もまたあなたを愛さなくなるだろう。われわれはまたもや孤独になる。それでも同じことなのだ。そこにまた流れ去った一年の月日があるだけなのだ」

愛や恋の永遠性よりもこちらの方によりリアリティを感じる私はネガティブなのか。

おいらがそれを受け入れようとする日が再来する日は、、?

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恵比寿のイルミネーションとホテルのツリーを見に行った。広場でアカペラのクリスマスキャロルライブを行っていた。「あらの果てに」という曲は私も好きなので口ずさみたくなった。

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